自然観察会
二村山豊かな里山づくりの会




規約
規約改正しました


二村山だより




二村山豊かな里山づくりの会

二村山環境保全推進協議会は平成17年1月の設立以来、豊明市内に残る数少ない自然の緑地「二村山」を四季の美しさや生物多様性に富む豊かな里山二することを目指して行動してきました。このたび15年目の節目にあたり、会の名称を活動の目的をわかりやすく「二村山豊かな里山づくりの会」に改称するとともに、実状に合わせて規約を見直すものです。
設立趣旨
活動の目的  活動方針

▲二村山の自然や歴史文化を保全、育成することを目的に5つの方針を掲げています

二村山は多くの植物が生育しています。植生遷移(常緑広葉樹林化)が進行するのを抑え、生物多様性に富む雑木林を再生・存続させるためには適切な保全整備が必要です。保全整備の手法としては、消失してしまった植物を植えて再現するのではなく、常緑広葉樹の選択的除伐、落葉かきなどの林床管理、竹の適正管理など、雑木林が再生しやすい環境づくりをすすめることによりかつての植生の復活を待つ方法を基本とします。

よみがえれ!二村山
~生物多様性をめざし 二村山で雑木林の世話をしてみませんか~

 二村山は古来鎌倉街道として往来が盛んであった頃から古歌に詠まれた歴史の地であるとともの、市内に残された数少ない自然の緑地でもあります。しかしながら燃料革命や化学肥料の普及が始まった1960年代以降、竹林や雑木林が放置され、雑木林に竹が侵入するとともに、常緑樹林化が進んで暗い林が増加するなど、季節感豊かな里山の景観は衰弱が著しく、早急な手入れが必要な状態になっています。
 そこで、「豊明市民遺産」とも言うべき二村山の自然環境を、市と市民が協働で保全整備し、広く市民が憩利活用できる場所としてゆくために、二村山環境保全推進協議会を設立し雑木林の保全・整備に取り組んでいます。
里山整備や生物多様性に関心のある皆さん、ぜひご参加ください。

こんな活動をしています!
混み合って中に入るのも大変な竹やぶを、傘をさして歩けるような健全で美しい竹林に
地面に陽が差し込む明るい林にするため、ヒサカキ・カクレミノなどの常緑樹を間引く作業を実施中
地面に落ち葉が厚く堆積し、草花の発芽を妨げるので、定期的な落葉かきが必要
雑木林に侵入した竹は他の樹木を圧倒し、枯らしてしまうので、継続的な伐採を実施
明るくなった林には、フモトスミレが群生するようになりました。4月はじめが見ごろ
雑木林の人気者「カブトムシ」のために、落ち葉でビートルベッド(幼虫の棲家)を作りたい
毎年、ヒキガエルが産卵する水辺を、もっと生きものが棲みやすい場所にしたい

行政と協働で二村山緑地と持続的に係わり、主体的に役割を果たし
保全活動を推進していきます


会員募集中!年会費1,000円


  
       二村山駐車場の看板   
 

◆令和4年度 年間スケジュール

雑木林保全整備

その他

【参考】自然観察会

(豊明二村山自然観察会主催)

4

17()

3日(日)春の自然観察会
10日(日)総会

24() 夏鳥が飛来
オオルリ、キビタキに会えるかも

5

1() ・15()

  

22() ネジキ咲く

6

5() 19()

26() 梅雨

7

3() 17() 

24() 梅雨明け、盛夏

8

作業休み

   

28() 残暑

9

18() 

  

25() 夏鳥の渡去

10

2() 16()  

15())
グリーンフェスタin勅使水辺公園
23日(日)アサギマダラ観察会

23() どんぐり実る

11

6() 20() 

  

27() ハゼノキなど紅葉し冬鳥来る頃

12

4() 18() 

25(日)コナラ落葉、冬景色へ

1

8() 15() 

)エコキッズ
ビートルベッドづくり

22() 厳冬の二村山

2

5() ・19() 

26() 春の兆し

3

5() ・19() 

  

26() マキノスミレ可憐に咲き始め

時間・集合場所等

10月~4月 午前9時~12
5月~9月 午前8時~11
県道沿二村山駐車場集合

常緑樹の間引、竹やぶ整備、草刈、落葉かき、小湿地維持作業(草刈・ミズゴケはぎ・周囲樹木伐採等)、作業効果観察、植生調査等

必要に応じ平日にも作業を実施する。日程・内容は上欄の休日作業日に決める。観察・調査にも取り組む。

11月~翌年2月
巣箱の維持作業

毎月第4日曜日
午前8時~(午前中)

県道沿い二村山駐車場集合

本会の団体会員である豊明二村山自然観察会主催の行事です。豊かな里山づくりの活動に理解を深めるため、ご参加ください。


  

どんぐり工作 28年度実施 写真