１．農家の高齢化と後継者不在により遊休農地が増加

２．持続可能な循環型社会の構築を目指してNPOが活動　

遊休農地を農地に再生し、有機堆肥を投入することによって土が本来の豊かさを取り戻し、土壌微生物などを育む。これはNPO管理の農地だからこそ可能になります。

３．農業の現状、環境と調和した持続可能な社会の実現

市民は食の安全や環境危機に対する意識も高い。遊休農地を市民農園として農地を提供し、ゆとりある生活の実現に協力しつつ農業の現状、環境と調和した持続可能な社会の実現について意見交換することが、次の時代へと繋っていくと考えています。

農園は親子で参加できる農作業の場を提供し、子どもたちが楽しみながら食べ物の生産に関わることができる。それを我々NPOが仲介することによって、目的意識を持った活動になります。

４．身近な生物が激減している

ひたすら生産性の向上を目指した農業を追い求めた結果、多様な生物を育む場としての田畑が失われてしまいました。市民農園を確保しながら、次の時代を市民とともに考える時間が必要だと思っています。