令和1年度  森の探検   沓掛小学校 4年生2クラス 77
 秋葉神社のもりの探検  樹木調査                           

<環境プログラム> 
環境学習プログラムは、地域の自然や人々の生き方を通じて、「環境から学ぶ」、「環境について学ぶ」、「環境のために学ぶ」という3つの学びを大切にし、学校・家庭・地域と連携しながら、心豊かに生きる社会の実現に向けて、子どもたちの育成に取り組むものです。

<五感で学ぶ自然観察>
五感とは、視覚(目でモノを見る)、聴覚(鳥や生きもの声に耳を澄ます)、臭覚(木々や葉っぱの匂いを嗅ぐ)、触覚(清々しい空気と風を感じる)、味覚(自然の恵みを味わう)

自然観察ネイチャーゲームの特徴>
ネイチャーゲーには以下のような特徴があります
・知識や年令に関係なくできる
・町中の公園などでも手軽にできる
・様々な感覚を使って自然を直接体験できる
・大人と子どもが一緒に楽しめる
・参加者の心と体の状態にあわせた展開ができる

ねらい>
子どもたちが、自然の中でものを探し、身体の様々な感覚で親しむことで、自然が好きになり、また自然のものは全て“大事”なものであると気づきます。
・様々な感覚をとぎすます

・観察力を高める
・自然からの発想を得る
・自然は普段私たちが想像しているよりも、はるかに多彩で不思議なもの
・自然物への感心を高める
・自然の多様性に気づく
・自然の中の“大事”に気づく
・楽しく遊びながら、子どもたちを自然大好きにします

<効果>
自然観察会やネイチャーゲームには多様な効果があります。
・様々な感覚による自然体験が得られる
・自然の美しさやおもしろさを発見できる
・自然や他者への感受性が高まる
・自然や環境への理解が深まる
・思いやりや生命を大切にする心が育成される
      

コナラ ブナ科コナラ属(落葉高木)

・大木になる
・樹皮は灰黒色で、たてにさけ目がある
・日本の里山の雑木林を代表する木
・かつては薪炭材に利用された

・葉は秋に黄葉し落ちる(冬は葉がない)

・長細い大きなドングリがなる


・花は4から5月、雌雄同株で雌雄異花

・葉は互生で、のふちに小さなギザギザがある

・冬芽は、枝先に多くの芽が集まる(頂生側芽)。断面は五角形をしている

アべマキ ブナ科コナラ属(落葉高木)

・大木になる
・日本の里山の雑木林を代表する木
・樹皮は灰黒色で、たてに大きなさけ目があり、やわらかく、つめがたつ(コルク層が発達している)

・葉は秋に黄葉し落ちる
(冬は葉がない)

・ドングリは大きくて丸く、カクトはもじゃもじゃ

・葉は715㎝の長楕円状被針形で互生する。
尖った鋸歯があり、葉先は鋭く尖る。
・葉の表は濃緑色で光沢があり、裏は粉白色でビロード状の毛が密生する
 

アラカシ ブナ科コナラ属(常緑高木)
       
・日本中の雑木林にはえている
・樹皮は黒っぽい灰色でゴツゴツしている
 ・一年中緑の葉がついている
・葉は互生
 ・小さくて丸いドングリができる  ・葉はつやがあり、だえん形でかたい

・葉の中央から先はギザギザがあり、裏は白っぽい

    
 ヤブツバキ ツバキ科(常緑高木)  クスノキ クスノキ科(常緑高木) 
       
・樹皮は褐灰色から黄褐色

・日本原産

・一年中緑の葉がついている 
・葉は互生
でだ円形、葉の先はとがり、縁にはまばらなギザギザがある。葉の表面は濃い緑色でつやがある
・冬から春にかけて赤い花が咲く
・大木になる
・日本の神社によく植えられる ・一之御前社のご神木と同じ木 ・樹皮(木のはだ)は暗い灰色で、たてに割れ目(すじ)がある
・葉をもむと独特のにおいがする

 ・一年中緑の葉がついている
・春に小さな白い花が咲き、 秋に黒い実がなる